アルムナイ制度とはABOUT

アルムナイはそもそも学校の「卒業生」「同窓生」の意味を指しました。

アルムナイ制度は会社を辞めたアルムナイをただの「辞めた人」ではなく、「財産」とみなして、継続的なコミュニケーションをとり、再雇用や協業など、退職後も互いに協力し合うための仕組みを言います。
　アルムナイ制度の具体的な取り組みとしては、会社の取組について専用サイトなどを通じてアルムナイとも情報共有をするなど良好な関係性を持ち続けることで、優秀な人材の再雇用やアルムナイを通した新たな人材の発掘といった人材確保につなげることを可能とします。それ以外にもアルムナイを活用して顧客の開拓や他業界の情報を仕入れて社内のイノベーションにつなげることも可能となります。

また、今会社で働いている現職社員に対しても、退職後の関係性を創り上げることで退職後も含めたキャリアビジョンについて一緒に描くことができ、より会社での仕事にやりがいをもって取り組むことができるといった効果も見込まれます。

さらに、アルムナイ制度は採用面においても、力を発揮します。長期勤続者がなかなかいない中小企業でアルムナイがキャリアビジョンのモデルとなり、採用候補者にとってのその会社で働く魅力をより強く感じてもらえることが期待できるようになります。

このようにアルムナイは退職者を赤の他人ではなく、長期的なパートナーとして未来の関係性を創り上げることで、会社を強くし、より魅力を向上させる制度なのです。