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退職者とつながるには?会社がアルムナイにすべき3つのポイント

こんにちは。アルムナイ協会 代表理事の笠間です。

人事領域で話題のアルムナイ制度ですが、「退職者とつながるために何をすればよいのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

今回は、会社が退職者とつながるために、アルムナイにすべき3つのポイントをお伝えします。

退職者とつながるために、何をすればよいか悩んでいる人事担当者の方のヒントになれば幸いです。

会社がアルムナイにすべき3つのポイント

会社がアルムナイにすべき3つのポイント

アルムナイ(退職者)との関係構築は、実は就業中から始まります。今回は、就業中、退職するとき、退職後の3つの段階に分けて説明します。

ポイント1:就業中は社員満足度をあげておこう

アルムナイに長期にわたり「退職後もつながりたい」と思ってもらうためには、まず就業中から「ずっとこの会社と関わっていたい」と思わせる必要があります。

仕事を通じて、社員が「会社に何を求めているのか」を知り、把握しておきましょう。例えば、職場環境や働きがい、給与、別の職種をしたいなどの項目が挙げられます。

退職前に社員満足度を高めておくことで、アルムナイから「自発的に会社とつながりたい」と意識されることが重要です。

ポイント2:退職するときは、つながるメリットを提示しよう

退職する際に、アルムナイが会社とつながるメリットを見いだせれば、関係性をもとうと考えるでしょう。
下記のような例が挙げられます。

  • ・辞めて転職したあとに、会社に戻って働ける
  • ・社員時代に使っていた福利厚生の一部が利用できる
  • ・社割で商品を購入できる
  • ・英会話教室の割引など

辞めた後にメリットがあるとすれば、急な退職者も減り、会社の規定に従い正しく辞めるようになります。つながるメリットを、きちんとアルムナイに説明しましょう。

下記の記事も、ぜひ参考にしてください。
部下に退職を告げられたら 〜引き留め編〜

ポイント3:退職後は、定期的にコミュニケーションをとろう

会社としてアルムナイが集まるイベントを開催するなど、ほかの退職者との交流の場が定期的にあるとよいですね。退職者のネットワークがあれば、ほかのアルムナイとつながりやすくなり、話す機会も自然に増えるでしょう。

またアルムナイ自身にとっても、ほかのアルムナイとつながることは、大きなメリットがあります。新たなビジネスが生まれるケースもあるかもしれません。

会社がアルムナイとどのように関わっていけばよいのか、早め早めの行動が必要です。

アルムナイ協会では、会社と社員が在職・退職の枠を超えて、永続的なパートナーシップの構築や、アルムナイ制度を活用した社員の成長と定着、さらなる会社の成長をもたらすお手伝いをしています。

詳しく知りたい方は、お気軽にコチラよりご相談ください。

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